読書内容と現実的な類似点・・・
ここのところ文庫本の再読を、立て続けに六冊完読しました。
明治・大正・昭和の初期を舞台に、青年の成長記録が多いものの・・・
その成長過程で貧困生活を、正面から向かって行く者や。
挫折の中から何度も立ち上がり、裕福というところに手が届かぬとしても・・・
貧困から抜け出すために、歯を食いしばって居る者等々。
裕福だから幸せかというと、中に入ってみるとそれほどでもない現実。
男性で言うなら見習い・女性ならお手伝いさんというところでしょうか・・・
これらを雇い入れるのは裕福な既婚女性ですが、中には既婚男性もいたりして・・・
意外に裕福な女性は性的不満の方が多いようで、特に見習の男性にはきつく当たります。
逆にお手伝いとした女性とは、友達関係のようになることも・・・それもいつまで続くのか。
既婚女性と既婚男性の間にできた大きな溝が、女性の性的不満を作り出しているようで・・・
誰から見ても不倫とは縁遠い女性でも、知らない間に男女関係・・・
このようなことが文庫本の中に、取り上げられていました。
これがあくまでも仮想と思っていたら、今でも形を変えども不倫関係はあるようで・・・
恋人同士・既婚者の方々は、お互いの関係に溝を作らないのが
最も大事と思われます・・・
それでは・・・また